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2017年4月13日(木)

原発ゼロなら遠藤さん

愛媛・伊方町議選 笠井氏が応援

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(写真)遠藤候補を何としても町議会にと訴える笠井議員(右)=12日、愛媛県伊方町

 四国電力伊方原発を抱える16日投票の愛媛県伊方町議選(定数16)で、日本共産党の笠井亮政策委員会責任者・衆院議員が12日、八幡浜市議を辞職して党の初議席獲得に挑む遠藤もと子候補(76)と街頭演説しました。

 原発に反対しているのは遠藤候補だけだと強調した笠井氏は「何としても遠藤さんを町議会に送っていただき、この伊方から新しい政治、希望ある日本の一歩をご一緒につくろう」と呼びかけました。

 昼休みの町役場前や佐田岬半島の西端の三崎港など3カ所で演説。車の中から手が振られ、遠くで演説を聞く人もいました。

 笠井氏は、海外では福島第1原発事故に学んで原発をやめる国が相次ぎ、廃炉作業などで雇用も生まれていると紹介。原発ゼロの願いを託せるのは遠藤候補だと力説し、「伊方の豊かな自然、山と海、ミカンと魚を子孫に受け継ぎ、未来を開こう」と訴えました。

 小さな集落のすべてを回ってきた遠藤候補は「10人に出会えば、9人が原発に反対です。みなさんの声を町政に届けるためにも、負けるわけにはいきません」と述べました。

 家から出てきた男性(69)は「とにかく原発を止めてほしい。反対する議員がいないのはおかしい。こういう人が出てくれるのを待っていた」と話しました。

 笠井氏は濱松為俊副町長を表敬訪問し、懇談しました。林紀子県委員長、田中克彦県議らが同席しました。


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