2017年4月6日(木)
北のミサイル発射 「強く抗議」
穀田氏
日本共産党の穀田恵二国対委員長は5日の記者会見で、北朝鮮がミサイルを発射したことについて、「繰り返されるミサイル発射は核兵器の開発と結びついた軍事行動に他ならない。国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に反し、国際の平和と安全に脅威を及ぼす重大な暴挙であり、強く抗議し、糾弾したい」と述べました。
そのうえで、穀田氏は「国際社会は経済制裁を厳格に実施し、圧力を強め、それと一体に外交交渉を通じて、北朝鮮に非核化を迫る必要がある」と強調。核兵器禁止条約に関する国連会議が重要な成果をおさめたことに触れつつ、「日本政府は『北朝鮮問題があるから核兵器禁止条約に賛成できない』と述べたが、論理は逆で、北朝鮮問題を解決するためにも禁止条約で核兵器を違法化する重要性が明らかになっている」と述べました。