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2017年4月4日(火)

株主資本主義に問題提起

大門氏が質問 ROE重視を批判

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(写真)大門実紀史議員

 巨大企業のため込み金が雇用や賃金に回らない根底には、目先の利益の極大化を至上のものとする株主資本主義があるのではないか―。3月30日の参院財政金融委員会で、日本共産党の大門実紀史議員の問題提起に、麻生太郎財務相が「利益がでたら設備投資や賃金に回さず、自社株買いや配当を増やして、それで(法人)税を安くしろというのはふざけたことだ」と応じる場面がありました。

 2人が問題視したのは、短期的な利益を追求する自己資本利益率(ROE)です。ROEは企業の利益を自己資本で割って出します。利益を減らす人件費はROEを下げる存在です。

 大門氏は、人件費抑制による長時間労働も「ROEという変な物差しが経営を支配するなかで起きている」と指摘。人命軽視の経営では企業も日本経済も未来はないと訴えました。


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