2017年4月3日(月)
政治の新しい時代切り開こう
学者・大学教職員後援会が集い 小池氏が講演
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学者・研究者、大学教職員・大学院生の日本共産党後援会による「大学人と日本共産党のつどい」が2日、東京都渋谷区の党本部で開かれ、130人が参加しました。
小池晃書記局長・参院議員が記念講演し、森友学園疑惑や共謀罪の国会提出など暴走とともに迷走を深める安倍政権を厳しく批判。防衛省が大学などへ研究資金を提供する問題に触れ、「日米新ガイドラインにも日米の防衛協力、技術協力がうたわれている。わが国の研究成果が米軍に利用されるおそれがある」と述べ、戦争法廃止とともに防衛省の資金提供制度の廃止を訴えていくと述べました。
井原聰・東北大学名誉教授が「軍事研究を行わない」という過去の声明を継承した日本学術会議の新声明について特別報告しました。市民連合の広渡清吾・前日本学術会議会長があいさつし、安倍政権打倒へ野党と市民の共闘を進める共産党に期待を寄せました。
日本共産党の米倉春奈都議が、都議選勝利へ決意表明。つどいには参院神奈川選挙区候補の、あさか由香氏も参加しました。
つどいに先立つ全国交流集会では、土井洋彦党学術・文化委員会責任者があいさつ。討論では、参院選での後援会活動や各大学での軍学共同反対の運動などが報告されました。都議選や総選挙に向け「専門的知識と経験を駆使し、多面的な結びつきを生かして対話活動をすすめ、支持を広げる」などの申し合わせを確認しました。