2017年4月3日(月)
宝の海・大地渡さぬ オスプレイ配備反対
佐賀で決起集会
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県営佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイ17機の配備計画に反対する「オスプレイ来るな!決起集会」が2日、佐賀市川副(かわそえ)町で開かれました。
「佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会」が主催し県内外から約1600人が参加。大漁旗と「恵の海、宝の大地は渡さない」と書かれた横断幕の前で「オスプレイは来るな」「佐賀空港の基地化反対」と怒りの声を上げました。
沖縄国際大学の前泊博盛教授が講演し、沖縄と全国の基地問題をめぐる現状について報告。「オスプレイには、トラブルの際に安全に着陸するためのオートローテーション機能がない。事故率も高まっている」と述べました。
佐賀空港から2キロの集落に住む前自治会長の原口巧さんは「県の発展のためならと佐賀空港の建設に協力し、土地を提供してきました。基地のためではない」と語りました。
「オスプレイの危険性は誰の目にも明らかになった」と強調した住民の会の古賀初次会長は「私たちが生活し、農業と漁業を行うために必要な環境を壊すことは暴挙です。勝つまでたたかう」と力を込めました。
日本共産党から松岡勝・衆院九州沖縄比例予定候補、武藤明美県議、中山重俊佐賀市議らが参加しました。