2017年4月2日(日)
国連に被爆国の声届く
非核政府の会が常任世話人会
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非核の政府を求める会は3月31日、東京都内で常任世話人会を開き、7月の全国総会の議案準備と結んで、最近の非核・平和情勢について論議しました。
会議では、核兵器禁止条約制定に向けた国連交渉会議の動きについて活発に論議。日本共産党代表団、日本被団協や日本原水協代表団が会議演説、国連や各国政府との交流など、旺盛に活動していることが紹介され、「被爆国の声と要求を国連・各国に届けるもの」と歓迎の発言が相次ぎました。
6月の第2会期会議で条約制定の合意が実現するよう、さらに世論喚起に努める決意が語られました。
日本政府が同国連会議不参加を決めたことに対し、被爆者から「被爆国に裏切られた」と失望と怒りの声があがっているように、許しがたい背信だと厳しく批判。引き続き日本政府に対し、交渉会議に参加して禁止条約実現のために役割を果たすよう求めていくことを申し合わせました。
会議では、安倍暴走政治の深刻な行き詰まりについても論議。「自衛隊基地強化が進むもと、リゾート地に迷彩服姿があふれるなど住民に困惑が広がっている」「『総がかり行動』の要求が“個人の尊厳を守る政治”実現と結んでどんどん発展している」ことなどが紹介され、非核・平和の分野で“主権者は私たち”の国民運動を大きく広げることはますます大事と話されました。