「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年4月2日(日)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 白木蓮(はくもくれん)が空に向けて手のひらを広げるように咲いています。年度が替わり、新しい生活を始める人たちも多いでしょう。週明けから入学や入社の式典が各地で開かれ、本格的に始動します▼今春の新社会人は90万人ほどとか。新天地で1人暮らしを送っている若者も。ときめきとともに不安も感じている彼らに、少しでもエールを送りたい。ところが、4月からの暮らしの変わりをみると…▼医療や介護の保険料引き上げ、相次ぐ食品の値上げ、ガスに続き来月には電気料金も大幅に値上げされようとしています。一方で年金支給額が減らされるなど、まさに老いも若きも負担増。新年度の予算は97・4兆円と過去最大だったのに▼国の予算が生活に冷たいなかで、東京都の新年度予算が44年ぶりに全会一致で成立しました。日本共産党都議団も都民の要求を反映した施策の一定の前進がみられ、これから期待できる答弁もあったと賛成しました▼保育や教育の環境を充実させるための施策が盛り込まれ、小池百合子知事からは高齢者福祉や多摩格差についても前向きな答弁がありました。いずれも実現を求める都民の運動があり、共産党都議団が働きかけてきたものです▼さらに今予算でも大型開発を削り、介護の充実や働く者、若者を応援する提案を。豊洲移転追及でも先頭に立ってきた17人の都議団。まじめに暮らす民の声を政治に届け、生活を支える党はどこなのか。都議選の投票日まであと3カ月。大激戦のなか都民の目が注がれています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって