2017年4月2日(日)
消費税28年 「10%中止を」
東京・浅草雷門前 なくす会が宣伝
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消費税が導入されて28年になる1日、消費税をなくす全国の会は、東京の会、台東の会とともに東京・浅草雷門前で、「怒りの4・1行動」を行いました。参加した25人は「消費税10%はキッパリ中止」「当面5%に引き下げ」を訴えて請願署名に取り組みました。
全国の会の木口力事務局長は、消費税納税額が28年間で349兆円、国民1人あたり275万円になると指摘。一方、社会保障は切り捨てられ、生活が苦しくなったとの声が圧倒的多数だと強調し、署名を呼びかけました。
国内外の観光客でごった返す昼下がり。コートを着込んだ人が足を止めて署名に応じていました。
埼玉県深谷市の女性(61)は、夫婦で散歩中に筆をとりました。月1回の通院や光熱費の値上がりで、食費を切り詰めているといいます。「年金が減らされていると聞くと不安です。私たちが納めてきた年金を国は株に回して支給を減らす。いったい何を考えているの」と語りました。
「年金だけでは暮らしていけないから、アルバイトを二つ掛け持ちしているの」といって署名したのは、東京都葛飾区の女性(70)。帰宅が午後9時になり、冬場はつらいといいます。「森友学園」疑惑など安倍政権の政治とカネの問題について「庶民の感覚じゃない」と話しました。
日本共産党台東区議団が参加しました。