2017年4月1日(土)
志位委員長、ローマ法王庁代表と懇談
カサス神父“要請は理性的なもの”
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【ニューヨーク=遠藤誠二】日本共産党の志位和夫委員長は29日、「核兵器禁止条約の国連会議」に参加しているローマ法王庁(バチカン市国)国連代表部のサイモン・カサス神父と国連本部で懇談しました。
志位氏は「国連会議」に対する見解をまとめた「要請文」を手渡し、内容を説明。「この会議で核兵器禁止条約に向けた第一歩を踏み出してほしい」と話しました。
カサス神父は「会議での演説、ありがとうございます」と述べ、「意見はその通りです。この要請の立場は理性的で理解できます」と応えました。
フランシスコ法王は27日、「核兵器のない世界のために取り組みを」とする同会議へのメッセージを発信。「核保有国、非保有国、軍事関係者、宗教者、市民関係者、国際組織など、皆が参加し、互いを非難するのではなく、相互に励まし合う対話を」と呼び掛けました。