2017年3月30日(木)
核兵器禁止条約「国連会議」2日目
熱気に満ちた討論
【ニューヨーク=遠藤誠二】「核兵器禁止条約の国連会議」は28日、2日目の討議に入り、各国代表、NGO(非政府組織)代表が、核兵器禁止条約実現のための第一歩を踏み出そうと相次いで演説しました。会議は、一人ひとりの発言者の主張に参加者が真剣に聞き入り、熱気にみちた討論が続きました。被爆者を代表して、カナダ在住のサーロー節子さん(85)が演説し、会議に参加しない日本政府を厳しく批判。日本から原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の土田弥生事務局次長が発言しました。日本共産党の志位和夫委員長は、各国代表と精力的に懇談するとともに、イギリス核軍縮運動(CND)主催のイベントや、「国連会議」参加国主催のレセプションに出席し、意見交換しました。