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2017年3月29日(水)

核なき世界へ後押し

国連前 市民らアピール

ニューヨーク

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写真

(写真)「核廃絶はアメリカから」などが書かれた横断幕でアピールする人たち=27日、ニューヨーク(加來恵子撮影)

 【ニューヨーク=加來恵子】27日、ニューヨークの国連で核兵器禁止条約について話し合っている外では、寒い中、アメリカの平和市民団体が条約締結の後押しをしようとデモンストレーションをしました。

 ギターやハーモニカで反戦歌を奏でながら、約40人が思い思いのプラカードを掲げて核兵器のない世界をアピールしました。

 イレノア・ライスさん(79)は、「核兵器は人類の生存のために、なくさなければならない。アメリカ政府が条約に反対する声明を出したなんて、とても恥ずかしいことだわ。求められているのは今やっていることと逆のことなのに」と語りました。

 フラン・カルゾさん(76)は「ヒバクシャ国際署名」の取り組みについて、「とても重要なことで、被爆者は高齢化し、亡くなっているから、次の世代に引き継いでいくことが大切だわ。子どもたちに広島、長崎の実態を教えることが大切だ」と述べました。


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