2017年3月27日(月)
きょう核兵器禁止条約交渉会議
広島県原水協 原爆碑前で「後押し集会」
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広島県原水協は26日、平和記念公園の原爆碑前で、27日から始まる核兵器禁止条約交渉会議の後押し集会を開きました。各団体など57人が参加しました。
県原水協の高橋信雄代表理事は、一貫して核兵器の非人道性を訴えてきた被爆者の取り組みを語り「ヒバクシャ国際署名に全力で取り組み、国際会議を大きく後押ししましょう」と訴えました。
新日本婦人の会広島県本部の長妻玲子さんから毎月の署名活動や、今後「ママの会」の碑めぐりなどを計画中と報告がありました。民青同盟の弘中孝江広島県委員長は「世代も国籍も党派も超えて取り組める署名です」と語り「核兵器廃絶の声を上げ続けてきた皆さんのバトンを引き継ぐ」と決意表明しました。
大平よしのぶ衆院議員も駆けつけ、交渉会議に日本共産党から2人参加することにふれ「政党の中で唯一の参加。安倍政権はまだ参加を決めていない。被爆国政府として恥ずべき行為」と批判し「交渉会議に参加して、被爆者の声を世界に伝えるべきです」と訴えました。
集会後、署名の協力を呼びかけ、約40分間で国内外から360人分の署名が寄せられました。京都府から訪れた男子大学生3人連れは「戦争は二度としてほしくない。なぜ交渉会議に参加を決めていないのか」と怒りを口にし、署名しました。