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2017年3月26日(日)

トップ暴言 撤回要求

県民の怒り示し紙氏追及

沖縄米軍基地

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(写真)質問する紙智子議員=21日、参院沖縄北方特委

 日本共産党の紙智子議員は21日の参院沖縄北方特別委員会で、鶴保庸介沖縄北方担当相に対し、在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官が発した暴言の撤回を求めるべきだと迫りました。

 ニコルソン氏は、昨年名護市で発生したオスプレイの墜落事故後、「訓練中に起きた事故は、恥じることはない」と述べるなど暴言を繰り返しています。紙氏は、一連の暴言について、「県民の心情を理解せず、反省もない発言であり、日本政府の対応にも県民の怒りがある」と厳しく批判。県民の安全や経済、環境などを損なう問題には「大臣も県民の立場に立って発言するべきだ」と強調しました。

 鶴保氏は、「県民に不安を与えないよう働きかけていく」と述べました。

 また紙氏は、ニコルソン氏が8日の記者会見で言及した、県内すべての米軍基地を自衛隊と共同使用する案について「基地の固定化につながりかねない」と指摘。夜間訓練が必要だとする同氏の発言に対しては、「騒音被害を広げ、沖縄県民の心情を逆なでするような発言で、見過ごすわけにはいかない」として、発言の撤回を求めるよう迫りました。


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