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2017年3月26日(日)

沖縄・辺野古県民集会

新基地止め民主主義勝ち取る

翁長知事のあいさつ

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 辺野古新基地建設断念を求める県民集会での、翁長雄志沖縄県知事のあいさつ(要旨)は次のとおりです。


写真

(写真)記者の質問に答える翁長雄志県知事。左は稲嶺進名護市長、右は赤嶺政賢衆院議員=25日、沖縄県名護市辺野古

 新辺野古基地は絶対造らせない、こういう決意でもって(参加者は)3500人を超えたという話がございました。大変心強く、心から感謝申し上げます。きょうを期して、沖縄のたたかいがこれから始まるんだという意味で、私も参加をさせていただきました。

 今の新辺野古基地建設の状況を見ますと、米軍占領下を思い出します。あの銃剣とブルドーザーで家・屋敷をたたき壊し、県民の土地やまちを奪いながらやってきた。それと同じ手法で美しい大浦湾を埋め立てようとしているんだと、強く感じているところです。

 3月31日までに岩礁破砕許可を得なければいけないのですけれども、国は、許可はいらないと、今まで水産庁も政府も漁業権はありますよといってきたものをひっくり返して、押し切ろうとしております。

 政治は変わってまいります。世界情勢も変わってきております。新辺野古基地は早くて10年、遅かったら20年。お互いの力で止めることができることになるのです。新辺野古基地を止めることによって、日本の民主主義を、そして沖縄県民の自由、平等、人権を勝ち取っていく。

 岩礁破砕の許可のことも無視をして通り過ぎて行こうとしている。ほかにもいろんな規制がありますが、私の胸に一つひとつ貯金として入っています。この貯金をもとに私はあらゆる手法をもって、そして私は(埋め立て承認の)撤回を力強く、必ずやります。地方自治、県民の一人ひとりの安心安全、みんなで守っていきましょう。今からが本番です。


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