2017年3月25日(土)
被団協・原水協代表団 NY入り
各国代表・NGOと交流へ
【ニューヨーク=加來恵子】国連で始まる核兵器禁止条約の交渉会議(27日から31日)を前に、国連本部のあるニューヨークに23日夜(現地時間)、日本の被爆者の代表・日本原水爆被害者団体協議会の藤森俊希事務局次長と、原水爆禁止日本協議会の川田忠明担当常任理事、土田弥生事務局次長が到着しました。
同代表団は被爆者の悲願である核兵器禁止条約締結のために、今後の現地での活動について話し合い、歴史的会議に臨む決意を新たにしました。今後、続々とニューヨーク入りしている各国の代表や各国のNGO(非政府組織)代表との懇談や交流を予定しています。
日本被団協の藤森氏は、27日から始まる国連の交渉会議の冒頭、日本の被爆者を代表して発言することが予定されています。
交渉会議にむけて、日本ではヒバクシャ国際署名推進連絡会のよびかけで、全国各地で「ヒバクシャ国際署名」を中心とした行動が予定されています。日本原水協が把握しているだけでも、34都道府県で行動が計画されています。同署名は累計172万4266人分(3月22日現在)に達しており、運動が広がっています。27日には、「核兵器なくそう!3・27大集会」(同実行委員会主催)が正午から国会議員会館前で開かれます。