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2017年3月20日(月)

森友疑惑 根本は国有地払い下げ

フジ系番組で小池氏 全容解明を

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 日本共産党の小池晃書記局長は19日、フジテレビ系「新報道2001」に出演し、23日に籠池泰典理事長の証人喚問が行われる学校法人「森友学園」の問題について、「問題の根本は国有地の格安払い下げへの政治家の関与と、森友学園を安倍首相夫人が3回も講演に行き持ち上げるなかで(首相からの)寄付があったのかどうかということだ。全体の問題を明らかにしていくのが今は必要だ」と強調しました。

 16日に3野党の議員とともに籠池氏と面会した内容について問われた小池氏は「いろいろな話を聞いた。ただ、それは、籠池さん自身が証人喚問で話してもらい、国民のみなさんが判断していただく問題だ」と述べました。

 また、自民党が“総理を侮辱した”として証人喚問を求めたことについて、「証人喚問というのは懲罰の場ではない。真実を明らかにするために冷静な議論をしなくてはいけない」と批判しました。

 番組で自民党の松本文明衆院議員は「(同学園の)小学校の許認可と国の土地の売却に不正があったのかなかったのかが基本だ」と述べつつ、「誰が講演にいったとか寄付したかといった噂(うわさ)話のようなところに矮小(わいしょう)化されている」などと語りました。

 これに対して小池氏は「噂話というが事実もいっぱいある」と述べ、安倍夫人が講演に行き名誉校長になって広告塔の役割を果たしていたことなどを挙げ、異常な安値での国有地の払い下げがなぜ行われたかを解明する必要があると主張しました。


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