2017年3月17日(金)
宗教人と共産党懇談会 東北初
福島 「違い認め力合わせて」
倉林議員ら出席
|
東北地方で初めてとなる宗教人と日本共産党との懇談会が16日、福島市で開かれ、各宗派の宗教人ら48人が参加しました。
日本共産党から倉林明子参院議員と土井洋彦・宗教委員会責任者が出席。岩渕友参院議員と、野党共闘で勝利した増子輝彦参院議員(民進党)がメッセージを寄せました。
東日本大震災・原発事故の犠牲者を追悼し、それぞれの立場から祈った後、浅川金比羅神社宮司の奥田靖二氏が開会あいさつ。高橋力牧師が「共謀罪が問題になっているが、戦前の治安維持法のようなものではないか。安倍政治をやめさせたい」、早川篤雄住職が「四十数年前の原発反対運動の中で初めて共産党と接した。大震災・原発事故から本当の意味での復興を求めたい」と発言しました。
倉林議員は「森友学園」疑惑や共謀罪など安倍政権の暴走政治を述べ、一方で野党共闘が政策の一致へと前進していることを報告。宗教界とも「違いを認めあいながら力を合わせていきたい」と話しました。
会場から「父は兵隊に取られて人を殺し、それを一生悔やみ続けて死んだ」という発言も。土井氏は疑問や質問にていねいに答えました。
懇談会に向けて日本共産党福島県委員会は寺院や教会を訪ねて対話に取り組みました。