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2017年3月17日(金)

森友問題 大阪府などを調査

参院予算委「真相解明姿勢なし」

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(写真)財務省近畿財務局と国土交通省大阪航空局から聞き取り調査する参議院予算委員会理事ら(奥)=16日、大阪市

 参院予算委員会の視察団が学校法人「森友学園」(大阪市)が国有地を格安で取得した問題で16日、大阪府などを聞き取り調査し、府が近畿財務局との協議記録を残していないことが明らかになりました。

 府の担当者は、学園が国有地を取得した経緯について「国有地での学校建設は初めてのケースで、メモを取ってなかった」と説明。政治家の働きかけは否定しました。

 近畿財務局は、問題が発覚した2月8日以降、学園の籠池泰典理事長(退任表明)と面会したことを明らかにしましたが、日時や回数などは説明しませんでした。

 日本共産党の辰巳孝太郎議員は「十分な資料を出さず、不明瞭な説明に終始した。真相を解明する姿勢がない」と批判しました。

 視察団は山本一太委員長(自民)と自民、民進、公明、共産、日本維新の会など与野党の予算委理事、委員。府をはじめ、財務省近畿財務局、国土交通省大阪航空局での調査後、大阪府豊中市の小学校建設現場を視察しました。


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