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2017年3月17日(金)

志位委員長が訪米へ

核兵器禁止条約の国連会議に参加

22日出発

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=16日、国会内

 志位和夫委員長は、ニューヨークの国連本部で行われる「核兵器全面廃絶につながる、核兵器を禁止する法的拘束力のある協定について交渉する国連会議」(第一会期・3月27日〜31日)に参加するため、アメリカを訪問します。

 「国連会議」は、昨年12月23日に、国連総会で圧倒的多数の賛成(113カ国)で採択された決議にもとづき、国連が招集したものです。決議では、「すべての加盟国がこの会議に参加する」ことを呼びかけるとともに、「市民社会の代表の参加と貢献」を得て会議を開催するとのべられており、「国連会議」は各国政府とともに市民社会(非政府組織=NGO)によって構成されることになります。

 「核兵器禁止条約の国際交渉の開始」は、被爆者を先頭とする日本の反核平和運動と日本共産党、世界の大多数の諸政府と諸国民が、一貫して求めてきたことですが、今回の「国連会議」は、歴史上はじめて核兵器禁止条約の交渉を主題にすえた画期的な国際会議となります。

 志位氏は、国連NGOである「核軍縮・不拡散議員連盟」(PNND)の一員として「国連会議」に参加するとともに、各国代表団・国連代表部、各国NGOと広く懇談し、会議成功にむけた要請を行う予定です。22日に日本を出発し、23日から31日までアメリカで活動し、4月1日に帰国の予定です。

 志位氏は、16日の記者会見で、「今回の『国連会議』は、それが成功するならば、『核兵器のない世界』への扉を開く、文字通りの歴史的会議になります。国会開会中ですが、院の許可を得て参加することにしました。その成功に貢献するために、あらゆる力を尽くしてくるつもりです」と抱負をかたりました。

 さらに志位氏は、「日本政府が核兵器禁止条約に反対の姿勢をとっているのは、唯一の戦争被爆国の政府にあるまじき態度です。いまからでも賛成の立場に立つことを強く求めます」とのべました。

日本共産党の米国訪問団

 「国連会議」に参加する日本共産党代表団は、次の通りです。

【団長】

 志位和夫幹部会委員長・衆院議員

【副団長】

 緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者

【団員】

 笠井亮政策委員会責任者・衆院議員

 森原公敏常任幹部会委員・国際委員会副責任者

 田川実書記局員・国際委員会事務局長

 小林俊哉国際局員


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