2017年3月14日(火)
森友 「安倍夫人の名で入園」
山下氏 首相夫妻の道義的責任追及
日本共産党の山下芳生副委員長は13日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」が運営する塚本幼稚園の退園者の親族から届けられた声を紹介し、同園を持ち上げてきた安倍晋三首相夫妻の道義的責任をただしました。
安倍首相夫人の昭恵氏は、何度も講演に訪れ、一時は名誉校長に就任しました。退園者の親族は「『安倍晋三夫人が関係しているのよ』と説得された」「首相夫人を目の前にすれば信じる」と訴えています。
山下氏は「『安倍晋三夫人の名前がなければ、入園しなかった』ともある。心が痛まないのか」と追及。安倍首相は「(退園者の家族の声を)確認しようがないので、コメントは差し控える」などと答えました。
山下氏は「首相夫人の名前を見て『勝手に信じたことがいけない』という立場に立っていると思わざるを得ない」と厳しく批判しました。