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2017年3月11日(土)

二度と戦争繰り返さない

東京大空襲72年で追悼集会

小池氏が出席

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(写真)追悼碑に献花する参加者=10日、東京都台東区

 10万人以上が犠牲になった1945年の東京大空襲から72年の10日、東京都台東区の言問橋(ことといばし)のたもとにある追悼碑で、犠牲者の追悼集会が開かれました。東京大空襲犠牲者追悼・記念資料展実行委員会が主催し、同区が共催しているもので、今回で30回目です。

 日本共産党から小池晃書記局長・参院議員が出席し、あいさつしました。

 川杉元延実行委員長は主催者あいさつで、「戦後、日本国憲法が制定されましたが、今その平和主義が骨抜きにされようとしていることを危惧しています。私たちは憲法9条を守り、若い世代に平和を届けるために今後も活動を続けます」と語りました。

 東京大空襲を体験した男性2人が証言。長野県諏訪市から参加した宮坂順明(じゅんあき)さん(92)は「会社の仲間と4人で逃げたが、火と黒煙に巻かれて3人とはぐれ、そのままとわの別れとなってしまった。二度とこういうことは繰り返してはならない」と声を詰まらせながら話しました。

 小池氏は、一般市民の空襲被害者への補償制度を実現するために力を尽くすとともに「安倍政権のもとで再び戦争をする国に向かう動きが強まっています。私たちは力を合わせて憲法9条を守りぬき、二度と再び戦争をしない、無差別爆撃で無辜(むこ)の市民が命を落とすような国にしてはならない」と述べました。


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