2017年3月4日(土)
「安心の年金を」73万人に
国会提出 年金者組合が請願署名
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全日本年金者組合は3日、年金問題学習集会を衆院第1議員会館で開き、300人が参加しました。若い人も高齢者も安心できる年金を求める請願署名38万1774人分を国会議員に提出。新たな署名をつくり、年内に100万人を目標に取り組むと発表しました。
年金者組合は約2年間、全国で署名を取り組んできました。累計は73万5000人を超えます。主催者あいさつした、冨田浩康委員長は「この数字は、年金者組合始まって以来の歴史的な結果です。年金を下げられることへの国民の怒り、安心した老後を過ごしたいという、国民の切実な願いが込められています」と強調。この運動を終わらせず、安心して年金制度を求める運動を全国で展開しようと呼びかけました。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、自由党の森ゆうこ参院議員、沖縄の風の伊波洋一参院議員が駆けつけ、参加者を激励しました。
共産党の高橋議員は、「若者と高齢者が将来を悲観するような政治を変えなければいけません。そのカギは、安心した年金制度と働き方です。ご一緒に頑張りましょう」と語りました。
鈴木麗加弁護士、唐鎌直義立命館大学教授が記念講演しました。