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2017年3月1日(水)

政治家に学生 ナマの声

民青信州大学班 国会・政府に要請

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(写真)宮本議員に署名を託す学生たち=28日、衆院第1議員会館

 民青同盟信州大学班は28日、返済不要の給付型奨学金創設などを求める国会・政府要請を行いました。同大学の2次試験会場で寄せられた生の声や自らの体験にもとづき、若者や学生の思いを政治家に届けようと企画しました。

 朝6時半、長野市をレンタカーで出発し、5時間かけて国会へ到着。県内選出の与野党国会議員と文教委員会所属議員に要請しました。

 月5万円の奨学金を借りている女子学生は「将来返済できるか不安。知人の中には、毎日アルバイトをしながら有利子と無利子の奨学金を借り、それでも大変だから1日2食に減らしている人もいる」と訴え、学費軽減と給付型奨学金は切実だと訴えました。

 日本共産党の宮本岳志衆院議員、民進党の杉尾秀哉参院議員らが応対しました。宮本氏は給付型奨学金に関して、みんなのがんばりで一つの社会問題になり、限定的ではあるが与党も給付型が必要だと認識するようになったと、学生の取り組みを評価し励ましました。

 文科省への要請では武田良介、田村智子両参院議員、藤野保史衆院議員が同席。政府が検討している給付型奨学金では対象が極めて限定的(非課税世帯2万人)なので、70万人への拡充を求めました。

 母子家庭の男子学生は、賃金が安いため学費を滞納してしまい、他から借金をして何とか首をつないだと、苦しい胸の内を語りました。

 文科省は、中所得世帯にまで拡大したいとは思うが財源上むずかしい、と述べるにとどまりました。

 参加した学生は「緊張したけど自分なりに思いを伝えられてよかった。これからも運動を続けるのが大事だと思う」と元気に話しました。

 学内や街頭で集めた衆参両院議長宛ての署名375人分を共産党議員団に託しました。

 小金沢ゆか衆院長野3区予定候補が同行しました。


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