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2017年2月28日(火)

只見線復旧は希望 福島

山添・岩渕議員調査 地元、切実な声

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(写真)水害で被災した橋を視察する(右から)山添、岩渕、古川、宮沢各氏=27日、福島県金山町

 一部区間が不通となっている福島県のJR只見線について日本共産党の岩渕友、山添拓両参院議員が27日、只見町、金山(かねやま)町の状況を視察し、町長や住民と懇談しました。

 JR只見線は2011年7月の新潟・福島豪雨で一部区間が不通となっています。水害の原因はダム群にあるとして、住民団体が訴訟を起こしています。

 JR東日本は、赤字の只見線の鉄道復旧に消極的で、バス転換を提示。福島、新潟両県や地元市町村でつくる復興推進会議は今年2月に上下分離方式での復旧方針案をまとめ、運行再開をJR東日本に求める予定です。

 金山町役場で長谷川盛雄町長は「水害をきっかけにバス転換の話になるのはおかしい。各地でローカル線が危機にあるが、鉄道で復旧して希望になりたい」と話しました。山添議員は「国民の足である鉄道を守るのは国の責任です。赤字だからと簡単に廃止させない仕組みが必要です」と語りました。

 「只見川ダム群の防災と暮らしを考える住民会議」と懇談し、ダム群の減災対策の要望書を受け取りました。

 只見町役場では、総合政策課の職員が「運営費負担や追加費用の問題など、問題はいくつもあります」と話し、岩渕議員が「赤字というのが先にあって利用者や自治体のことを考えない姿勢は問題ですね」と応じました。

 「JR只見線の復旧及び復興を支援する会」と懇談し「何もしなければ、集落は10年後には消滅してしまう」など切実な声を聞きました。金山町で崩落した橋を視察しました。

 日本共産党会津地区委員会の宮沢弘地区委員長と古川よしのり国政対策委員長(福島4区予定候補)、金山町の青柳ヨシ子町議、只見町の山岸国夫町議が同行しました。


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