2017年2月28日(火)
予算案の衆院通過を受けて
志位委員長が会見
|
日本共産党の志位和夫委員長は27日、国会内で記者会見し、衆院本会議で2017年度予算案と関連法案が可決されたことについて次のように述べました。
一、17年度予算案は一方で社会保障費の「自然増」の大幅削減を行い、他方で5・1兆円を超える史上最大の軍事費を計上する、くらしも平和も壊す予算案になっています。引き続き参院において問題点を究明していきたいと思います。
一、同時に、安倍政権の政治姿勢をめぐる問題があります。衆院段階でも、陸上自衛隊の南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)をめぐる問題、「共謀罪」(テロ等準備罪)の問題、「天下り」の問題、異常な安値による国有地売却という学校法人「森友学園」の問題などさまざまな問題が噴き出しました。
どの問題でも、安倍政権は、国民に真剣に真実を語る姿勢が全くみられないことが特徴でした。隠蔽(いんぺい)とごまかし、これが安倍政権の政治姿勢の大きな問題点だと思います。この政治姿勢の問題点についても、参院段階で引き続き追及していきたいと考えています。