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2017年2月27日(月)

地下鉄延伸やめよ

大阪・人工島は地震に脆弱

清水議員

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(写真)質問する清水忠史議員=22日

 日本共産党の清水忠史議員は22日、国際博覧会(万博)候補地の人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市)が巨大地震に脆弱(ぜいじゃく)だと指摘し、カジノと一体の万博開催を口実にした地下鉄延伸などの巨大開発を批判しました。

 清水氏は、大阪市が南海トラフ巨大地震発生時の災害予測で夢洲を含む大阪湾臨海部が激しく液状化するとの結果が出ていると指摘。経産省国際博覧会検討会には防災の専門家が一人もいなかったとも指摘しました。世耕弘成経産相は、同検討会で議論すると答弁しました。

 また、清水氏は、大阪府・市の夢洲まちづくり構想(案)や関西経済界が「万博と(カジノなどの)統合型リゾートはセットで」と発言していることをあげ、カジノは万博と一体だと告発。世耕氏は「万博とカジノに直接の関係はない」としながらも「地元の人がいろんな意見をもっていることは否定しない」と述べました。

 さらに、清水氏はわずか半年間の万博のために、北港テクノポート線延伸に540億円、夢洲埋め立て前倒しに250億円も必要な巨大開発の無駄遣いだと批判。万博より中小企業支援にこそ経産省は取り組むべきだとし、賃金を上げるために中小企業の法人税引き下げと社会保険料軽減を求めました。


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