「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年2月27日(月)

「日米同盟第一」危険

テレ朝系番組 辰巳氏、負担増に警鐘

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本共産党の辰巳孝太郎参院議員は25日未明のテレビ朝日系番組「朝まで生テレビ」に出演し、安倍政権が固執する「日米同盟第一」の危険や、国政選挙での“争点隠し”の問題について与野党議員らと討論しました。

 先の日米首脳会談で合意された「日米同盟の強化」について、辰巳氏は「『米国第一』を掲げるトランプ米大統領に対し、安倍首相の『日米同盟第一』は一番危ない」と主張。軍事同盟の侵略的強化を狙って、さらに負担増を迫られる危険性に警鐘を鳴らしました。

 出演した識者からは、イスラム7カ国の市民などを入国制限する大統領令を黙認した安倍首相を批判する声も出ました。自民党の山本一太参院議員は「トランプ大統領と信頼を深めることを優先した」と言い訳しました。

 安倍政権が国政選挙で安保法制などの争点を隠してきた問題に話が進み、公明党の遠山清彦衆院議員は「公約は優先順位をつけて出している」と弁明。進行役の田原総一朗氏は「安保法制は重要だ」「国民をだましている」と指摘しました。

 民進党の福山哲郎幹事長代理も「集団的自衛権行使は憲法違反だ」と批判しました。

 辰巳氏は、昨年の参院選は東北地方で環太平洋連携協定(TPP)反対が大争点となり、野党と市民の共闘が勝利したと紹介。「争点隠し」に頼らざるをえない安倍政権は「非常にもろい」と述べました。

 野党共闘について問われた辰巳氏は、「違いはあっても、安倍政権を倒すために選挙協力や統一候補の擁立などを4野党で合意している。絶対にやり遂げる」と述べました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって