2017年2月26日(日)
オスプレイ来るな
沖縄と連帯 合同演習反対集会
群馬・高崎
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群馬県榛東(しんとう)村の陸上自衛隊相馬原(そうまがはら)演習場などで行われる日米共同訓練(フォレスト・ライト02)に反対する「オスプレイ来るな!日米合同演習やめよ!2・25群馬県民集会」が25日、群馬県高崎市の高崎城址公園で開かれました。
共同訓練は3月6日〜17日に実施され、6機ものオスプレイや、前回(2014年)の2倍以上の兵員が参加する予定です。
主催者あいさつで同実行委員長の吉村駿一氏は「この合同演習を突破口にして、日本全土のオスプレイの飛行訓練を本格化させようとしていることは許されない。沖縄と連帯して、安倍政権が進める戦争する国づくりを阻止するため、一緒にがんばりましょう」と述べました。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員が連帯あいさつし、力を合わせてたたかう決意を表明。自衛隊の南スーダンPKOでの「日報」隠しの問題を批判し「このようなやり方で損なわれるのは、国民の知る権利であり、平和憲法であり、自衛隊員の命です。安保法制廃止を求める市民と野党の共同を進めよう」と訴えました。
「戦争させない1000人委員会・群馬」や元自衛隊員からの連帯メッセージが紹介され、同訓練空域に当たる新潟、長野両県や榛東村の住民らが発言。集会参加者は日米両政府に対して、(1)演習の中止(2)オスプレイの飛行訓練の中止、日本からの撤去―を求める決議を拍手で採択しました。
集会後、参加者らは高崎駅周辺をデモ行進。沿道の市民からは「オスプレイが来るのは知らなかった。上空は飛んでほしくない」(女子中学生)などの声が聴かれました。