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2017年2月23日(木)

自衛隊が行う駆け付け警護

NGOを危険にさらす

武田氏が質問

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(写真)武田良介参院議員

 日本共産党の武田良介議員は22日の参院国際経済・外交に関する調査会で、南スーダンの情勢悪化に触れ、自衛隊が行う駆け付け警護は、日本への敵対感情を高め、NGO(非政府組織)の活動を危険にさらすと指摘し、憲法の精神を大切にした活動が必要だと述べました。

 NPO法人「国際協力NGOセンター」の大橋正明理事は、日本の憲法の中にある平等や正義、人権といったものが、国際的に理解された「日本の普遍的な価値」なのだと感じると話しました。「経済面のグローバル化ばかりが叫ばれているが、人権や自由、平等といった社会のグローバル化も必要だ。こうした価値観を全面的に打ち出すことがNGO・NPOだけでなく日本政府にも求められている『日本にしかできない外交』だと申しあげたい」と訴えました。

 また武田氏は、日本のNGOの活動に対して、現地からどのような反応が出ているかを質問しました。

 NPO法人「難民を助ける会」の長有紀枝理事長は、トルコでの活動で、法律相談や職業訓練を行った事例を紹介し、「日本ならではの支援というブランドがあると感じる」と話し、「日本には多様な価値観を体現できる国であることが求められている」と語りました。


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