2017年2月22日(水)
豪雪被害 国の支援を
大平議員、鳥取知事らと懇談
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日本共産党の大平よしのぶ衆院議員は21日、雪害に見舞われた鳥取県を訪れ、平井伸治知事、岩美町網代の博田幸史・県漁協網代港・浦富・東支所長、田後漁協の田渕幸一組合長とそれぞれ懇談し、八頭(やず)町では白ネギ被害を視察しました。
つかだなるゆき衆院鳥取1区予定候補、市谷知子県議、田中克美岩美町議、川西聡八頭町議が同行しました。
県庁で、平井知事は「中部地震に次ぐ豪雪被害ですが、国待ちにならずに財政を出動して県民の安全の確保に努めています」とのべ、豪雪対策への国の支援を求めました。城平守朗危機管理局長は雪の重みで沈没した小型漁船は19隻だと説明しました。
大平氏は「地震での一部損壊への支援も含めて、豪雪対策も国に支援を求めたい」と応えました。
博田支所長は、支所で沈没した漁船は7隻だとして、「3トンクラスだとエンジンと船体で1500万円、漁労装置を付ければ2000万円になる。エンジンを買うと700万円かかる。中古船を探しているところだ」とのべ、国、県の支援を求めました。
八頭町では、JAいなば船岡支所の担当者が白ネギが倒れた畑を案内し、「普通に売れるのは3割で、加工用は半額にしかならない」と話しました。
田渕組合長は、底引き網漁船が老朽化している問題で漁船建造費を半額助成する国の予算拡大を求めました。