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2017年2月19日(日)

沖縄・海上パレード ブロック投入許さず

連帯で無法打ち破ろう 山下副委員長訴え

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(写真)「ブロック投入は許さない」とシュプレヒコールをあげる山下副委員長(左から3人目)ら、海上パレード参加者=18日、沖縄県名護市瀬嵩の沖合

 安倍政権が沖縄県名護市辺野古の新基地建設に向けた海上工事を強行する中、「ヘリ基地反対協議会」などは18日、海を壊すコンクリートブロックの投入は許さないと、辺野古に隣接する大浦湾と瀬嵩(せだけ)の浜で海上パレード・抗議集会を開きました。県内外からの参加者約400人とともに、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員が駆け付けました。

 海上では、抗議船10隻とカヌー23艘(そう)が瀬嵩の浜から100メートル以上の沖合に集結。山下氏は、仲里克次党名護市議の操舵する抗議船「平和丸」に乗り、「みなさんが心一つに集まったこの場所だけでなく、沖縄と全国の基地に反対する仲間たちが毎日たたかっている連帯こそ、安倍政権、日米両政府の繰り返す無法を打ち破る一番の力です」と、浜に向かって力を込めました。

 さらに山下氏は「アメリカが沖縄から世界各地に殴り込みをかける侵略の拠点に他ならない新基地のために、サンゴとジュゴンの海を埋め立てさせてなるものか」とのべ、新基地ノーを貫く翁長雄志県知事とともに団結を呼びかけると、陸から「頑張ろう」の熱いコールが返ってきました。

 パレードと集会のさなか、海上保安庁のゴムボートなど約20隻が監視する立ち入り規制のフロート(浮具)内では、午前10時すぎからクレーンを載せた作業船によるブロック投入が立て続けに確認されました。抗議船団は1列に連なってフロート外側をパレードし、メッセージカードや横断幕を掲げて「作業はやめろ」「美(ちゅ)ら海を守れ」と力いっぱい訴えました。


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