2017年2月19日(日)
新基地反対 勝利の日まで
名護 海上パレード、浜で集会
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沖縄県名護市の辺野古新基地建設に反対する海上パレードと連帯した抗議集会が18日、一面に大浦湾が広がり海上作業が見渡せる同市の瀬嵩(せだけ)の浜で開かれ、約300人が集まりました。
カヌー隊から、海上パレードで掲げられたものと同じ横断幕が託され、海と陸とで心を一つにして「勝つまでたたかうぞ」「宝の海を守ろう」と声をあげました。
瀬嵩出身の男性(19)は「美しい海に大型ブロックが投下されるのを見ると悔しいが、私たちのたたかいはまだ終わっていない。負けてはいない。力を合わせて基地をなくすまでがんばりましょう」と話しました。
基地反対のメッセージが書き込まれた50枚の連だこも大浦湾の空に舞い上がりました。たこをあげた南風原(はえばる)町の男性(62)は「新基地建設断念を勝ち取って基地強化の連鎖を断ち切りたい」と力を込めました。
島ぐるみ会議のバスで参加した那覇市の女性(67)は「ブロックの投下を見ると胸が痛い。現状を伝えて多くの人に集まってもらって、新基地建設を止めたい」と話しました。
海上パレードには、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員が参加しました。
米軍キャンプ・シュワブのゲート前でも多くの人たちが座り込み、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が激励しました。