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2017年2月16日(木)

志位委員長、越大使・比代理大使と会談

核兵器禁止条約の交渉で協力を

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(写真)志位氏(左)とクオン氏=15日、東京・ベトナム大使館

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(写真)志位氏(右)とメニェズ氏=15日、東京・フィリピン大使館

 日本共産党の志位和夫委員長は15日、ベトナムのグエン・クオック・クオン大使、フィリピンのエドアルド・メニェズ臨時代理大使とそれぞれ会談し、核兵器禁止条約を交渉するための国連会議(3月、ニューヨーク)の成功に向けた協力を要請しました。

 志位氏はベトナムのクオン大使に、核兵器禁止条約の実現を一貫して追求してきた日本共産党の活動を紹介。3月の国連会議は歴史的な意義があると指摘し、これまでベトナムとさまざまな国際会議で効果的な協力をすすめてきたことにも触れ、核兵器禁止条約実現で一致しているベトナムと緊密に連携したいとのべました。

 クオン大使は、核兵器廃絶はベトナムの一貫した政策であると強調。国際社会が核兵器禁止条約という具体的な成果を早期に達成できるよう、平和を願う各国政府、諸国民と効果的な協力をはかっていきたいと応じました。

 フィリピンのメニェズ臨時代理大使との会合で志位氏は、2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議でフィリピンのカバクチュラン国連常駐代表が議長を務めるなど、同国が核兵器問題で重要な役割を果たしてきたことを高く評価。10年の訪米時にカバクチュラン議長と良い会合が持てたことに触れるとともに、今年東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国も務めるフィリピンの役割に期待を表明しました。

 メニェズ臨時代理大使は、核兵器禁止条約と核廃絶は非常に重要だと指摘し、日本共産党の要望を本国に伝えると応じました。

 会談には、日本側から緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、笠井亮政策委員長、田川実国際委員会事務局長が同席しました。


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