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2017年2月14日(火)

共産党都道府県会議

注目 熱気

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 日本共産党の都道府県党会議がいま、注目を集めています。民進、自由、社民の野党各党が初めて参加し、野党共闘の前進へ連帯のあいさつをするところが相次ぎ、熱気に包まれています。新聞社やテレビ局も多数取材に訪れる状況です。


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(写真)手をつないで「団結がんばろう」をする(右から)ふなやま、佐々木、達増、菅原、畑、小西の各氏=12日、岩手県紫波町

知事と3野党が出席

取材殺到 あいさつに拍手わく

岩手

 岩手県委員会が12日開いた県党会議には、来賓として初めて達増(たっそ)拓也知事、民進党県連の畑浩治参与、自由党県連の佐々木順一幹事長(県議)、社民党県連合の小西和子代表(同)が出席し、連帯のあいさつ。マスコミ11社が取材し、大きな注目を浴びました。

 達増知事は、2年前の知事選を振り返りながら、岩手を守り、岩手の力で日本を変えるため、「共産党のみなさんも力を発揮してほしい」と語りました。

 畑氏は、共産党第27回大会で安住淳代表代行があいさつをしたように、「野党には違いもあるが、政策で一致して総選挙をたたかえば、国民の願いに応える政治に変えられる」と力説しました。

 佐々木氏は、共産党の主導的な役割で木戸口英司参院議員(自由党=野党統一)を国会へ送り出せたと強調。「『前衛』3月号で小沢一郎代表がのべているが、今後も4野党で綿密に連携し、共通政策をつくっていく」と話しました。小西氏は「参院選で共産党の勢いはすごかった。各地で勉強させられた」と振り返りました。

 あいさつ後、達増知事、3野党の代表は、共産党の菅原則勝県委員長、ふなやま由美衆院比例予定候補と壇上で手をつなぎ、参加者らとともに「団結がんばろう」と力強く唱和しました。

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(写真)来賓あいさつする達増知事=12日、岩手県紫波町

岩手から日本変える

 岩手県党会議で達増拓也岩手県知事が行ったあいさつの要旨を紹介します。

 日本共産党岩手県委員会におかれましては、県政運営、特に東日本大震災津波、昨年発生した台風10号災害からの復興に多大なご尽力をいただいており、心から感謝申し上げます。

 2015年の知事選挙ではいち早く支持を表明いただき、県民的な力の総結集につながる大きな流れをつくっていただきました。無投票当選が決まった告示日前日には、志位和夫委員長はじめ野党の代表のみなさまに来ていただいて、達増拓也必勝の共同記者会見を開いていただいた記憶も新しいところです。

 岩手県は、いわて県民計画があと2年で終わり、次の10年計画をつくる時期です。岩手らしい目標を掲げ、岩手を守り岩手の力で日本を変え、未来を切り開いていかなければと思います。みなさまも、そういう大きな流れの中で力を発揮していただければと思います。

 この会議が日本共産党岩手県委員会と岩手県の未来のための意義ある大きな一歩になることを心から期待いたします。

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(写真)ともに手を挙げる(左から)共産党・柳利昭新府委員長、わたなべ結近畿比例・大阪3区予定候補、自由党・渡辺、共産党の山口勝利前府委員長、社民党・長崎、共産党・辰巳孝太郎参院議員、清水ただし衆院議員・近畿比例・大阪4区予定候補の各氏=12日、寝屋川市

“同じ山頂をめざす” 共闘前進へ野党代表が決意

大阪

 大阪府委員会の第75回府党会議(12日)には、府党史上初めて自由党と社民党の代表が来賓として出席し、野党共闘をともに前進させる決意を語り、会場から大きな拍手が湧きました。

 自由党の渡辺義彦・府連代表は「違う山を登っていると思っていたが、国民のためという同じ頂をめざしていた。市民、社民党、共産党としっかりスクラムを組み、総選挙で国民のための政治の実現をめざしていく」とのべました。

 社民党の長崎由美子府連幹事長は「野党共闘をつくるには日ごろから交流し信頼できる形で共闘することが大事です。大阪で野党共闘のうねりを大きくしていくために頑張りましょう」とあいさつしました。

民進代表 初あいさつ

高知

 高知県委員会の第61回県党会議(12日)では、初めて民進党県連の前田強幹事長・県議が来賓あいさつしました。

 前田氏は「安倍政権を打倒すべきであるというのは共通の認識」とした上で「共通の使命のもと、双方の歩み寄りが大事になってくる。この機会は大きな前進となる一歩です」と語りました。

 社民党県連合の久保耕次郎代表と新社会党県本部の小田米八委員長からのメッセージも紹介されました。他党からの連帯に、参加者は大きな拍手を送りました。


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