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2017年2月10日(金)

風雨突き響く抗議 ブロック投入に怒りの声

沖縄 キャンプ・シュワブ前

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 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を阻止しようと9日早朝から、名護市の米軍キャンプ・シュワブ前で集中抗議行動が行われました。


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(写真)辺野古米軍新基地建設に反対する市民=9日、沖縄県名護市

 冷たい風雨のなか、沖縄県内外や国外も含めて約150人が座り込みに参加。政府が7日から大型コンクリートブロック投入を開始したことに抗議して「海を壊すな」「工事をやめろ」などと声をあげました。

 9日は荒天のため海上での作業は確認されませんでした。また、350人が参加した前日に続いて2日連続で基地内への工事車両の進入を阻止。参加者は喜びの声をあげました。

 静岡県伊東市から夫婦で参加した田中秀幸さん(75)は、伊東市内で「標的の村」などの上映会を開き、集まったカンパなどで3人を沖縄に派遣した経験を紹介。本土からの連帯を訴えました。

 カヌー隊の一員として海上から抗議している木佐美祥治さんは「本体工事着工といわれるが、辺野古の海の埋め立てまではまだ時間がかかる。私たちが海に出れば海上保安庁が動かざるを得ず、その間、海上での作業は止まる。工事を1日でも遅らせるためにがんばっていきたい」と決意を込めました。

 政府は汚濁防止膜固定のためのブロックを228個投下する計画。9日までに約10個が投下されました。


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