2017年2月9日(木)
「ヒバクシャ国際署名」推進
国連交渉会議へ行動提起
連絡会が方針
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核兵器禁止条約の締結交渉会議(3月と6、7月)にむけて、禁止条約を結ぶことをすべての国に求める「ヒバクシャ国際署名」を推進する連絡会は8日、東京都内で2017年最初の会議を開き、今年の活動方針を確認しました。
方針は、各地で連絡会を結成するなどできるだけ幅広い署名運動にするための土台をつくる▽署名だけでなく、被爆の実相や核兵器禁止条約の重要性などを学ぶことを各団体が進める―ことを提起。東京都世田谷区で文化人らにも呼びかけて連絡会が結成されたことが紹介されました。
署名集約・提出については、9〜10月の国連総会を原則としますが、3月と6〜7月の禁止条約交渉会議についても何かできるように工夫することを呼びかけています。連絡会で協議し、提出時期、回数、方法について決めます。2回の禁止条約交渉会議と国連総会に被爆者を派遣することも提起されました。
キャンペーンリーダーの林田光弘さんは「各地で、禁止条約交渉会議の重要性やヒバクシャ国際署名の意義を伝えるワークショップを開く」と報告しました。
3月は、禁止条約交渉会議へむけ22日を「キャンペーンデイ」と位置づけ、東京・渋谷での街頭署名活動と記者会見、院内集会を行うことを確認。この日を中心に全国いっせい行動を呼びかけることにしました。