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2017年2月9日(木)

辺野古工事 中止を要請

沖縄 「計画変更説明ない」

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 沖縄県は7日、名護市辺野古の新基地建設工事に伴う汚濁防止膜を固定するコンクリートブロックの形状などを何度も変更しながら、防衛省沖縄防衛局が「変更はない」として県への説明ぬきに投下を強行した問題に対して、再度説明(13日までの期限)と中止を要請しました。

 防衛局が2014年に県から岩礁破砕許可を受けた際の申請内容はブロックの重量15トン未満、228個でしたが、その3カ月後に防衛局が提出した「特記仕様書」では、ブロックの重量は最大56・7トン、個数は計236個と大幅に変更されていました。しかし、現在の計画は11〜14トン、228個と当初計画に戻っています。この経緯について県は再三、説明を求めてきました。

 これについて防衛局は、「(特記仕様書は)当局から受注業者に対して提示した設計図書の一つであり、…最終的な計画を示したものではない」などと強弁しています。

 これに対して県の島尻勝広農林水産部長は反論。「社会通念上、実際の施工を前提として受注業者との契約に用いられる特記仕様書が最終的な計画ではないなら、防衛局のいう最終的な計画は何なのか。(岩礁破砕の許可権者として)とても納得できる説明ではない」と批判しました。


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