2017年2月8日(水)
県民の命 海壊すな
沖縄・ブロック投下強行
船で丘で市民ら抗議
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防衛省沖縄防衛局は7日、名護市辺野古沖に、新基地建設に伴うコンクリートブロックの海底への投下を強行しました。
新基地に反対する市民らは船やカヌーを繰り出し、海上作業現場に向かって「投下をやめろ」「海を壊すな」と抗議。米軍キャンプ・シュワブのゲート前に集まった人たちも海上作業が見える丘まで移動し、抗議の声をあげました。
ブロックが投下されるとのニュースを見て、居ても立ってもいられず駆けつけたという那覇市の女性(65)は「県民にとって命の源である海を軍事基地のために壊されると思うと怒りでいっぱいです」と話しました。
宜野湾市の女性(67)は「新基地反対を米国に訴えた翁長知事が帰国したとたん、話も聞かずにブロックを落とすなんて許せない。沖縄を戦場にしたくない。絶対に引き下がるわけにはいかない」と話しました。