2017年2月8日(水)
穀田氏 政府に隠ぺい体質
PKO日報一転「あった」
7日の記者会見で日本共産党の穀田恵二国対委員長は、南スーダンPKO(国連平和維持活動)をめぐり、首都ジュバで昨年7月に大規模な武力衝突が発生した際の状況を現地の自衛隊部隊が記録した日報を廃棄したというこれまでの説明を防衛省が一変させ、保管を認めた問題について、「南スーダンの事態を国民に決して明らかにできないということを証明したもので重大な問題だ」と指摘し、政府の隠ぺい体質を強く批判しました。
穀田氏は、首都ジュバの情勢について安倍晋三首相らが「散発事案」と国会答弁等で示した表現が、日報では「戦闘」とされていると指摘。「戦闘の深刻化を認識していたことは明らかだ。南スーダンの情勢内容は国民的な問題になっている。それを隠そうとしていたことが問題だ」と断じました。