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2017年2月6日(月)

空母艦載機 菅氏、移駐容認迫る

山口知事・岩国市長に

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 菅義偉官房長官は5日、山口県岩国市を訪れ、在日米軍再編に伴う米原子力空母艦載機(神奈川県・厚木基地所属)の米海兵隊岩国基地への移駐容認を迫るため、村岡嗣政山口県知事や福田良彦岩国市長らと会談しました。

 山口県と岩国市は、沖縄県名護市辺野古の新基地建設の見通しがたたない下で艦載機移駐が先行して進められることは容認できないとの立場です。菅氏は「政府としては、昨年の最高裁判決を受けて、辺野古移設工事を着実に進めている」と述べて、新基地工事と並行して艦載機移駐を推進したいとの立場を示しました。

 これに関して福田市長は会談後、記者団に対して「(辺野古の)見通しが立っていないとはいえない」と述べ、従来より踏み込んだ見方を示しました。

 空母艦載機は今年秋から段階的に岩国へ移駐する計画です。


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