2017年2月2日(木)
「共謀罪」国会提出にノー
国会行動に150人 “究極の人権侵害”
|
第193回通常国会が開会されてから初となる定例国会行動が1日、衆院第2議員会館前で行われました。「おしゃべりも監視?『共謀罪』提出するな!」などと書いたプラカードを手に150人が参加し、「憲法改悪は許さないぞ」「共謀罪の提出は許さないぞ」と声をあげました。
主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。
あいさつした全労連の小田川義和議長は、共謀罪は「究極の人権侵害をする法案」であり、「市民の共闘を強めて共謀罪の国会提出と憲法改悪を阻止しよう」とのべました。
参加団体から決意表明がありました。日本国民救援会の鈴木猛事務局長は、「安倍首相は、共謀罪について『テロ対策だ』とウソの説明をする。共謀罪の本質を学び、広く知らせて阻止しよう」と呼びかけました。
「共謀罪の国会提出ゆるさない」と書いた横断幕を持つ女性(43)は、「共謀罪は誰でも対象になる。本当に怖い」と語りました。
日本共産党の畠山和也衆院議員が国会報告。戦争法の廃止などを求めた署名を受け取りました。
国会開会中の定例国会行動は、2月1日を初回に隔週の水曜日に行われます。