2017年1月30日(月)
糸魚川大火 住宅改修など支援を
新潟 井上議員、被災者の要望聞く
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日本共産党の井上哲士参院議員は28日、昨年12月に大規模火災が起きた新潟県糸魚川市を訪れ、新保峰孝市議とともに被災者から要望を聞きました。
自宅が全焼し、民間住宅の借り上げによる応急仮設住宅に入居している女性は「住まいの確保はありがたいが、段差があり高齢者のけがが心配。改修のための支援を」「仮設賃貸に入った高齢者から、知り合いもおらず不安との声も」など、高齢者への配慮を求めました。
店舗付き住宅を全焼した酒屋やスナックの人たちとの懇談では、「営業を再開したいが資金や年齢のことがあり不安」「区画整理によって土地がどうなるのか展望が見えない」「住宅と店舗を建て直したうえ、住民負担で雁木(がんぎ=商店街の雪よけ屋根)を再建するのは困難。特別な支援が必要」など不安や要望が出されました。
井上議員は、火災直後の調査も踏まえ、住宅となりわいの再建へ、あらゆる制度を柔軟に活用して特別の対策を行うよう日本共産党として政府に申し入れた際、松本純防災担当相から「できることはすべて行う気持ちで取り組む」との発言があったことを紹介。「さらに皆さんの声を国、県、市に届けます」と話しました。