「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年1月21日(土)

戦争法と一体 共謀罪

4野党・1会派が参加 国会提出ノー

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)共謀罪の国会提出を許さないと開かれた集会=20日、参院議員会館

 「共謀罪の国会提出を許さない1・20院内集会」が20日、国会内で行われ、会場いっぱいの340人が参加しました。

 集会は「解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会」など4団体が主催。代表して同実行委の高田健さんが「共謀罪は戦争法と一体のとんでもない法律。野党4党が結集し、結束することでしか戦争法も共謀罪もなくすことはできない」とあいさつしました。

 民主党政権時代に法相を務めた平岡秀夫弁護士が、これまでの共謀罪をめぐる国会などでの議論の経緯を報告しました。共謀罪をめぐって政府は「国際組織犯罪防止条約の締結に必要」と説明していますが、今回は「組織犯罪防止のため」「テロ未然防止のため」と強調してきている点を指摘。「条約は現行でも締結できる。共謀罪がないと具体的に何に困るというのか」と疑問を呈しました。

 海渡雄一弁護士は「13本ある国連のテロ対策条約を日本はすべて批准しており、国連が推奨するテロ対策の法規はすべてつくられている」と強調。「676もの犯罪を対象とする共謀罪は治安維持法よりも怖い」とのべました。

 集会には共産、民進、自由、社民、沖縄の風の野党4党1会派の国会議員が参加しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって