2017年1月18日(水)
第27回党大会における中央委員会の選出基準と構成について
一 中央委員会の選出基準について
(1) 中央委員、准中央委員は党規約第13条にもとづき、党歴2年以上を必要とする。
(2) 品性、能力、経歴を客観的、総合的に評価して選考する。
二 中央委員会の構成について
中央委員会の構成は、第27回党大会決定の任務遂行のため、つぎのようにする。
(1) 中央委員会の選出基準にかない、第27回党大会決定の実践と指導に責任と気概をもつ同志たちによって構成する。
構成にあたっては、中央役員とその部署は、党規約に定められた任務の分担、機能の分担であって、身分的な序列ではないという党の一貫した立場を堅持する。
(2) 日本の政治が戦後かつてない激動的な新しい時代に入るもとで、党の果たしている役割はいっそう比重をましており、それにふさわしく、正確、機敏、安定した指導性を発揮できる中央委員会の構成にする。
そのため、熟達したベテランの幹部と新しい幹部、若い幹部の双方が最大限に力を発揮できる構成とする。中央、地方、各分野の活動で力を発揮している、新しい幹部、若い幹部の抜てきに努力するとともに、党の現状を直視し、一定の年齢に達している同志であっても、その知恵と蓄積された経験を生かすため、健康と家庭などの条件の許す同志については、退任を希望している同志であっても慰留する。
(3) 今日における国会議員団のもつ任務と役割の重要性から、国会議員を中央委員会の構成に積極的に加えるようにする。
(4) 准中央委員については、第25回党大会での「後継幹部として成長することを任務として位置づけ、中央、地方の各分野で活動する将来性のある若い幹部、新しい幹部を大胆に抜てきする」という確認を今回も継承する。
(5) 第25回党大会以降の中央委員会選出で高まった、女性中央役員の比率を維持し、さらに高めるよう努力する。
(6) ひきつづき全都道府県委員会に中央役員を適切に配置する。
(7) 以上の諸点を重視して、中央委員会の構成にあたる。その結果、中央委員会の構成員数が、前党大会選出の中央役員総数を超えることもありうる。その際、党中央の財政状況を考慮する。
(8) 中央役員の推薦にあたっては、能力とともに、党規約第5条「党員の権利と義務」の第1項に規定された品性を重視する。
(9) 健康、家庭など種々の事情で、中央役員を退任する同志も、それぞれの条件を生かし、適切な任務につき、積極的に役割を果たしてもらえるようにする。