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2017年1月12日(木)

米F35B 海外初配備

岩国へ出発 年内16機に

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 米海兵隊は10日、最新鋭のF35Bステルス戦闘機を運用する第121海兵戦闘攻撃中隊(VMFA121)が9日(現地時間)、米アリゾナ州のユマ基地を離陸して米海兵隊岩国基地(山口県)に向けて出発したと発表しました。

 F35Bの海外配備は初めて。近く岩国基地に到着し、FA18ホーネットやAV8Bハリアーなど既存の戦闘攻撃機などと交代する見通し。米海兵隊はF35の岩国配備について、1月に10機、8月に6機を追加して16機態勢にするとしています。

 在日米軍はすでに、米海軍厚木基地(神奈川県)所属の米原子力空母艦載機59機が今年後半から岩国に段階的に移駐すると発表。大幅な基地負担の拡大となります。

 さらに、F35B配備に伴って沖縄の米空軍嘉手納基地に格納庫や駐機場を整備。また、同機の離着陸訓練を可能にするため、伊江島補助飛行場内の訓練施設(LHDデッキ)を大幅に拡張するなど、沖縄の基地機能も大増強しています。


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