2017年1月11日(水)
米兵 基地外に落下
オスプレイから降下訓練中
沖縄・伊江村
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沖縄県伊江村の米軍伊江島補助飛行場で10日、垂直離着陸機オスプレイからパラシュート降下した米兵1人が基地のフェンス外に落下しました。
村役場によると、午前10時43分、オスプレイから米兵6人が降下。そのうち1人がフェンス外の葉タバコ植え付け準備中の畑に落下しました。落下場所は米軍への提供地外で、フェンスから約50メートル離れたところ。農作物への被害はなく、米兵にけがはありませんでした。米兵は陸軍所属だといいます。村は沖縄防衛局を通じて米側に再発防止を申し入れる予定です。
落下を目撃した日本共産党の名嘉實村議によると、オスプレイは2機同時に飛行し、1機からパラシュート降下訓練が行われました。名嘉議員は「畑に人がおらず事なきを得たが、いずれ大きな事故につながる。米軍のやりたい放題を許してはならない。オスプレイ配備撤回、基地撤去しかない」と話しました。
オスプレイは昨年12月13日に墜落事故を起こしたものの、事故原因究明もないまま、わずか6日後に飛行を再開し、各地で訓練を行っています。