2016年12月25日(日)
カジノ阻止 横浜から
山下公園 野党・市民が集会
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横浜市が山下ふ頭にカジノ(賭博場)を含むIR(統合型リゾート)施設の誘致を進めることに反対し、カジノ解禁推進法を実施させないために横浜市から全国に声を上げようと24日、「カジノ誘致反対横浜連絡会」は、誘致に反対する集会を山下ふ頭に隣接する山下公園(横浜市中区)で開きました。
「全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会」代表の新里宏二弁護士が連帯のあいさつをし、カジノ解禁推進法の実施法の成立を阻止するために地方で運動を起こすことが必要だと訴え「皆さんのパワーを全国に広げて、みんなで(実施法を)撃退しよう」と呼びかけました。
日本共産党の古谷靖彦横浜市議が、市議会でも国会のたたかいに連帯してカジノ誘致を阻止する決意を語りました。
日本共産党の、はたの君枝衆院議員、民進党の真山勇一参院議員、社民党神奈川県連合の森英夫福祉委員長が参加し、市民と力を合わせて反対する決意を語りました。はたの氏は、保守や与党でも反対する動きがあるとのべ、「カジノには道理がない。横浜の皆さんが力を合わせて実施法を政府に出させない取り組みをしよう。市長選でも総選挙でも頑張ろう」と訴えました。
妻と参加した男性(69)=緑区=は「カジノに頼らない観光を考えれば、横浜の魅力がもっと出てくる。横浜にカジノはいらない。多くの人にカジノの問題を知らせたい」と話しました。