2016年12月24日(土)
核燃サイクルやめよ
年内最後の官邸前抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は23日、年内最後の首相官邸前抗議を行いました。参加者は、来年度予算案でも原発再稼働と破たんした核燃料サイクルにしがみつく姿勢をあらわにする安倍政権を批判。新潟県知事選や参院選での共同に触れ「原発ゼロへ安倍政権を倒そう」と声をあげました。
埼玉県所沢市の男性(72)は「高速増殖炉『もんじゅ』の廃炉が決まったが、核燃料サイクルと再稼働を続けるという。とんでもない。『もう原発はいらない』との意思を無視して突き進む政権を辞めさせるため、ここで声をあげ続ける」と語りました。
「原発NO」と書いたちょうちんを持って参加した東京都世田谷区の女性(64)は「福島原発事故は人ごとではない」といいます。「賠償や廃炉の費用を国民に押し付けるなんて許されない。安倍政権は民意もルールもねじまげる政権。1日も早く退陣に追い込みたい」
850人(主催者発表)が参加。日本共産党の笠井亮衆院議員が国会正門前で「世論と運動をさらに広げ、新しい年を原発ゼロの日本をつくる年にしよう」スピーチしました。
新年最初の首相官邸前抗議は、1月6日に行います。