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2016年11月24日(木)

共産党が党勢拡大大運動

入党次々大会決議案が力

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「野党連合政権 素晴らしい」

「長時間労働の社会おかしい」

 日本共産党は、来年1月に開く第27回党大会成功めざす「党勢拡大大運動」に取り組んでいます。野党と市民の共同や、党員、「赤旗」読者、支持者の力で、新しい政治対決の構図を切り開いたことを明らかにした党大会決議案は、活力になっています。

 大津市の大江支部が20日に開いた「綱領を語り、日本の未来を語り合う集い」では、75歳の男性が入党しました。

 長年、党を支持してきたこの男性は、「集い」の場で、「志位委員長の党大会決議案の報告をインターネットで見てきた。野党連合政権のよびかけは素晴らしい。本気で安倍政権を倒すのなら政権構想が必要になる」と話し、支部の党員を驚かせました。さらに「次の選挙で勝たなければいけない。それで『大運動』なんですね」と言われてしまい、「その通りです」と支部員らが『JCPマニフェスト』(綱領パンフ)も渡して入党を訴えると、男性は申込書にサインしました。

 かつて一般紙の拡張員をしていたという男性。「これからは『赤旗』の拡張員としてがんばる」と語っています。

 大阪府吹田市の日本共産党市議・山根建人さん(44)は、長時間労働や格差で苦しむ若い世代にこそこの決議案の中身を届けようと決意。18日に30歳の男性を党に迎えました。

 この男性は青果の販売などをしています。「TPP(環太平洋連携協定)に安倍政権は前のめり。おかしいですよね」と話が弾みました。

 午前4時に家を出て、帰宅が午後10時になることもあると聞いた山根さんが「長時間労働で苦しんでいる若い人はいっぱいいる。党に入り、なぜそうなのか、どうしたら変えていけるのか一緒に考えよう」と呼びかけると男性は「こんな社会はやっぱりおかしい」と入党を決意しました。


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