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2016年11月22日(火)

インド ヒバクシャ署名「私も」

国際会議 緒方氏に838人分

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(写真)20日、インド・アンドラプラデシュ州のガンジー工学経営学大学構内のガンジー像前で、集まったヒバクシャ国際署名をサタナヤラナ法科大学院院長(前列左)から受け取る緒方副委員長(中央)(緒方氏提供)

 インド南部アンドラプラデシュ州ビシャカパトナム市のガンジー工学経営学大学(GITAM)で18〜20日、「地球と宇宙の平和に関する国際会議」が開催され、日本共産党の緒方靖夫副委員長が出席しました。

 会議は同大学が主催し、「宇宙での兵器・原子力に反対するグローバルネットワーク」が共催、ムルティ学長はじめ大学首脳陣が参加しました。1万5000人の学生を擁する大学の正門には会議の大きな看板がだされました。

 緒方氏は発言で、国連で来年、核兵器禁止条約締結にむけて議論が開始される画期的な情勢、それを阻止しようとする核兵器5大国とのたたかいの政治地図と展望を紹介。広島、長崎の被爆の現実を知らせ、ヒバクシャ国際署名をひろめてほしいと20分にわたり訴えました。

 その場で「私は50人」「僕は家族と友人30人」などと署名が集まりました。20日には構内のガンジー像の前で、集められた838人分の署名がサタナヤラナ法科大学院院長から緒方氏に手渡されました。

 会議には教授陣、院生、学生が多数参加して活発な討論をおこないました。

 緒方氏に対し、(1)被爆者はどのような支援を受けているのか(2)被爆国でありながら、日本政府は核兵器廃絶に取り組んでいないようにみえるが、なぜか(3)米国でのトランプ大統領の誕生は、核兵器廃絶の流れに逆行するように思うが、今後、前進する年となりうるのか(4)核不拡散条約(NPT)に参加せずに、核保有しているインド、パキスタンをどうみなし、いかに働きかけるのか―などの質問があり、緒方氏は丁寧に回答し意見を述べました。

 20日の閉会総会で緒方氏は、外国とインドの参加者を代表して、会議の成功と大学側の貴重な主催・協力に感謝する発言を行いました。


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